この記事では、まだ仮想通貨(暗号資産)購入したことがない方のために取引所の口座開設方法や実際の購入方法などを図解付きでわかりやすく解説しています。
初心者の中には「仮想通貨に興味はあるけど買い方が分からない」「初心者には難しそう」といった考えを持った方も多いのではないでしょうか?
仮想通貨は、投資目的で購入・保有するだけではなく、オンラインカジノへの入出金をするための決済手段としてもとても便利です。
仮想通貨に触れるための一歩を踏み出せるよう、ぜひ参考にしてみて下さい。
仮想通貨(暗号資産)とは?

仮想通貨とは、ビットコイン(Bitcoin)をはじめとするデジタル通貨で、別名「暗号資産」ともいわれています。
一口に仮想通貨といっても 2008年にビットコイン(Bitcoin)が誕生してから、今や 18,000種類を超える銘柄が存在しており、日本でも 2017年頃からようやく注目され始めて爆発的な価格上昇をしています。
仮想通貨の概要
仮想通貨は、ビットコインは「BTC」、イーサリアムは「ETH」といった表記で各銘柄ごとの単位があり、円やドルなどの各国の為替相場と同様に日々変動します。
従来の円やドルなどは、各政府や各国の中央銀行が通貨として発行・管理しており「中央集権」と位置づけられその価値が保証されていますが、仮想通貨は世界中のユーザー間でその価値を保証し合う「非中央集権」という形で政府や銀行の利権の影響がありません。
そのため、これまで自由自在に一元管理ができていた政府からすると不都合が生じる図ができ、各国が「規制」という政策で利権を維持しようと躍起になっているのが現状です。
ただ、仮想通貨の仕組みを理解し利用しているユーザーからすると、中抜きのシステムとも言える自国通貨の「中央集権」に魅力を感じなくなり、仮想通貨参入者が急増してきています。
この時代背景の流れでオンラインカジノ業界にも仮想通貨が浸透し、今現在では多くのオンラインカジノで利用可能となっています。
仮想通貨を保有していない日本人がオンラインカジノへ仮想通貨で入金する際、まずは国内の仮想通貨取引所で仮想通貨を購入するところから始まりますが、購入時は「販売所」「取引所」のいずれかで購入することになります。
ここからはそれぞれの違いをわかりやすく解説していきます。
販売所と取引所の違い

まず前提として、仮想通貨を購入する際には「販売所」と「取引所」 のいずれかで購入することになります。
この 2つの違いを理解し、それぞれのメリットやデメリットをきちんと知ることで、仮想通貨をより便利に運用することができます。
販売所と取引所がどのようなものかをしっかり理解しておきましょう。
仮想通貨販売所とは
「販売所」は、買い手と売り手(販売所)が直接取引をする場所です。
販売所を運営する業者が保有している仮想通貨を購入することになりますので、販売所が希望する価格(レート)で売却する仕組みになっています。
販売所は「仮想通貨を売っているお店」というイメージで、スプレッドという買い価格と売り価格の差が販売所の利益となります。
仮想通貨販売所のメリット
販売所のメリットとしては「取引したい時に即座に取引できる」ことです。
販売所では仮想通貨交換業者が各通貨の販売価格を決めているため、相場を見ながら駆け引きする必要がなく、簡単に取引することができます。
そのため初心者や慣れていない方におすすめの購入方法です。
仮想通貨販売所のデメリット
デメリットとしては、仮想通貨交換業者が自由に価格を決めれるため、取引所に比べて取引にかかる手数料が少し高いとういうことです。
少額の取引や少ない回数の取引であればそれほど気にするほどではないかと思いますが、取引金額が大きくなったり、取引回数が増なっていくと損する金額が増えていきます。
仮想通貨取引所とは
「取引所」ではユーザー同士が仮想通貨の売買を行います。
仮想通貨を買いたい人が、「いくら」で「どれだけ」欲しいのかを注文し、その条件が仮想通貨を売りたい人と一致すれば取引成立となります。
取引所は「買いたい人」と「売りたい人」の橋渡しをするイメージで、仮想通貨取引所が仲介役となり、取引を約定させる仕組みになっています。
仮想通貨取引所のメリット
取引所のメリットは、自分が購入したい価格で仮想通貨の取引ができるようになっているため手数料がとても安いことです。
もちろん自分が買いたい価格とぴったりの価格で約定するとは限りませんが、相場状況を見ながら自分が考えている価格帯で「指値注文」という形で注文ができるので、希望する価格で購入できるのは非常に大きなメリットといえます。
また、「成行注文」で価格を指定せず、現在の価格から一番近い価格で購入することも可能です。
仮想通貨取引所のデメリット
デメリットとしては、売買できる銘柄数が少ないという点です。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの主要通貨はどこの取引所でも取扱っていますが、アルトコインと呼ばれる通貨は販売所のみに限られているケースがあります。
まずは使いたい取引所に取引したい銘柄の取扱いがあるかを確認しましょう。
更に、取引所は個人間での取引のため少し複雑な部分があり、相場状況や板情報を読み取る力が必要になるため初心者の方には少し難易度が高いといえます。
国内取引所の口座開設時に必要な物
仮想通貨取引所に口座開設する前に、必要なものを準備しておきましょう。
口座開設に必要なものは以下の通りです。
- 操作する端末(PC or スマホ)
- 銀行口座
- 本人確認書類(いずれか 1つ)
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 在留カード
- 住民基本台帳カード
基本的にはすぐに準備することが可能なものばかりですが、本人確認書類は最新の情報が記載されているかを事前に確認しておきましょう。
国内取引所の登録・口座開設方法
ここからは実際の登録・口座開設の手順を図解付きで解説していきます。
国内の仮想通貨取引所で最も知名度が高い Coincheck(コインチェック)での口座開設までの
流れとなりますが、他の取引所でも大きな差はありませんので参考にしてみて下さい。
公式 HP にアクセス

まずは Coincheck(コインチェック)の公式 HP にアクセスして下さい。
「会員登録」のボタンをクリック(タップ)して登録を進めましょう。
メールアドレスを入力

メールアドレス、任意のパスワードを入力して「会員登録」をクリック(タップ)して下さい。
※ キャリアのアドレスではなく、Gmail アドレスを推奨します
メール認証

先程入力したメールアドレスに認証メールが届きます。
届いているメール内のリンクから再度アクセスして下さい。
重要事項の承諾

「各種重要事項を確認する」をクリック(タップ)し、表示された項目全てにレ点を入れて「承諾してサービスを利用する」をクリック(タップ)して下さい。
本人確認書類を提出

「本人確認書類を提出する」をクリック(タップ)し、以下の内容を進めて下さい。
- 電話番号認証
- 必要情報の入力
- 本人確認書類の提出
- 顔写真の撮影
すべて済んだら登録・口座開設は完了となります。
2段階認証をしておくと更にセキュリティ面でより安心して利用することができます。
電話番号認証
携帯番号を入力し、「SMS を送信する」をクリック(タップ)して下さい。
SMS に届いた 6桁のコードを入力して番号認証は完了です。
必要情報の入力
氏名、住所などの情報を入力して下さい。
本人確認書類の提出
任意の 本人確認書類 をガイドに従い撮影して提出して下さい。
※ 最新の情報になっているかを事前にチェックしておきましょう
顔写真の撮影
帽子やマスク、サングラスなど顔を隠すものは外し、明るい場所で撮影をして下さい。
ガイドに従い撮影を進めたら本人確認は完了となります。
仮想通貨の購入方法・手順
登録・口座開設が完了したら次はいよいよ仮想通貨の購入です。
前述したように、仮想通貨を購入する方法として、初心者向けの「販売所」、中級者上級者向けの「取引所」の 2通りがありますが、「販売所」での購入方法を解説していきます。
引き続きコインチェック(Coincheck)を例に「入金・購入」までの一連の手順を図解付きになりますので、仮想通貨を購入したことがない方は参考にしてみて下さい。
入金ページを開く

コインチェック(Coincheck)のメニュー内「日本円の入金」をクリック(タップ)して下さい。
入金方法を選択

「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」をいずれかを選択して下さい。
コンビニ入金とクイック入金は入金してから 7日間のロックがかかりますので、銀行振込をおすすめします。
銀行振込で入金する際は以下の内容に注意して下さい。
- 「住信 SBI ネット銀行」を選択した場合、振込人名義の最初にユーザー ID を入力して下さい
- 振込人名義やユーザー ID の入力に不備がある場合は反映されません
販売所(購入)ページを開く

メニュー内の「販売所(購入)」をクリック(タップ)して下さい。
仮想通貨を購入

任意の銘柄を選択し、購入する数量を入力して下さい。
画像では BTC を選択しています。
問題なければ「購入する」ボタンをクリック(タップ)して下さい。
以上で完了となります。
おすすめの国内仮想通貨取引所ランキング
ここからは、まだ仮想通貨取引所の登録をしたことがない方に向けて日本国内の仮想通貨取引所をランキング形式で紹介していきます。
金融庁登録済みの仮想通貨交換業者であることや、セキュリティ面などの基本的な面は前提として、初心者の視点で「シンプルさ」を基準に順位付けしていますので参考にしてみて下さい。
1位:Coincheck(コインチェック)

Coincheck(コインチェック)の最も大きな特徴としては、すっきりとしたシンプルなデザインを基調に、操作性のいいインターフェイスを備えており、初心者に優しい点です。
慣れていないうちは、メニューが見にくかったり操作が複雑だったりすると何をどう操作したらいいのか迷ってしまい、余計な時間と手間がかかってしまいます。
その点 Coincheck(コインチェック)では、初心者でも使いやすいようなデザイン、操作性になっているのですぐに慣れることができるでしょう。
また、知名度や利用者数は数ある取引所の中で圧倒的 No.1となっており安心できる点もおすすめのポイントです。
2位:GMO コイン

GMO コイン の最も大きな特徴としては、「取引のしやすさ」や「手数料の妥当性」などのオリコン顧客満足度調査で 1位を獲得するなど、初心者に優しい仮想通貨取引所として知名度を上げつつあります。
GMO スマホアプリ内で、簡単な操作で初心者も使いやすい「ノーマルモード」と、高機能チャートを使いレバレッジ取引もできる「トレーダーモード」を選ぶことができ、2つのモードはいつでも切り替えられる点もおすすめのポイントです。
また GMO コインでは、取引所を利用する際に必要となるほとんどの手数料が「無料」に設定されており、取引コストを最小限に抑えることができる点も人気が集まる理由です。
3位:BITPOINT(ビットポイント)

BITPOINT(ビットポイント)の最も大きな特徴としては、各種手数料が無料ということです。
取引手数料のほかにも入出金手数料や口座管理料いずれもゼロ円で運用でき、デイトレーダーのようにこまめにトレードして利益を稼ぎたいと思っている人でも無駄なコストを意識することなく運用できる点がおすすめのポイントです。
取り扱い銘柄数が 7種類と少なさを感じてしまいますが、複数銘柄を保有したりしない限り特に不便に感じることはないでしょう。
4位:bitbank(ビットバンク)

bitbank(ビットバンク)の最も大きな特徴としては、販売所 での取引が他社と比べてお得に行えるということです。
慣れていないうちは 取引所 での板取引ではなく販売所での購入が一般的ですが、bitbank(ビットバンク)は他社と比較して スプレッド が小さいため手数料が安く済みます。
販売所での購入手数料を少しでも抑えたいという方におすすめです。
5位:bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyer(ビットフライヤー)の最も大きな特徴としては、2014年1月に設立された日本でも古参の仮想通貨取引所になり、ビットコイン(BTC)の取引量が日本一で安心感が持てるということです。
取引量が多いということは、取引 1回ごとのボリュームはもちろん、利用者や取引回数が多いということになりますので実績面で優位性があります。
また、操作面においても非常にシンプルで直感的な操作が可能なので、初心者の方でも安心して利用できるでしょう。
まとめ
ここまで、国内の仮想通貨取引所の口座開設方法、購入方法について徹底的に解説してきました。
仮想通貨はオンラインカジノへの入出金に便利な決済方法でもありますが、投資目的で保有してみても面白いと思います。
革新的な技術で日々新たなプロジェクトが立ち上がってきて、仮想通貨というものが日常生活に密接に関わりつつある時代の変わり目とも言えますので、この記事が仮想通貨を触るきっかけとなれば幸いです。
スマホ 1つでわずか 10分程度で口座開設が可能なので、仮想通貨に興味がある方はぜひこの機会に始めてみては下さい。
関連 ⇒オンカジの入出金に便利な仮想通貨|海外取引所の口座開設・送金方法を徹底解説
関連 ⇒オンラインカジノに仮想通貨で入金・出金する方法をわかりやすく解説

