この記事では、オンラインカジノで使える攻略法の中でもより安定的に稼げるモンテカルロ法について分かりやすく解説していきます。
モンテカルロ法は、「モンテカルロにあるランドカジノを潰した」という噂の伝説から名前が付けられたと言われており、特にルーレットに有効な破壊力がある攻略法です。
状況に合わせてベット額を上げ下げするためメモが必須で、慣れるまで初心者にはやや難しく感じるかもしれませんが、図解付きで実際のベット方法や稼ぐためのコツも解説していますので、ぜひこの記事を参考に実践してみて下さい。
モンテカルロ法とは
モンテカルロ法は、決められたルールに則って「数列」を書いていき、そこから算出された金額を次のゲームにベットしていく有名な攻略法です。
もともとスタニスワフ・ウラムという数学者によって考案されたこともあり、攻略手順として計算を行うためオンラインカジノでは筆記用具の準備をした上でプレイがマストとなっています。
また、別の攻略法「マーチンゲール法」や「ココモ法」といった一回の勝利でマイナス分を一気にプラスに転換する手法とは異なり、長期で見て利益をコツコツ積み上げていくようなイメージです。
モンテカルロ法が最大に効果を発揮するカジノゲームは「ルーレット」で、勝率 33%、3倍配当のコラムベットとダズンベットが有効となります。
勝率 50%、2倍配当の「偶数/奇数」などのベットでも使用することができますが、一定の条件が揃わないと収支がプラスにならないのでおすすめはしません。
モンテカルロ法の具体的な使い方・賭け方とシュミレーション
モンテカルロ法では数列を用いてベット額を決定します。
勝敗結果によって数列を足したり消したりして、数列にある数が全部なくなるか、もしくは 1個になれば 1サイクルが終了となります。
数列が 1個以下になった段階で、ほとんどの場合利益が出ているので、モンテカルロ法成功となります。
先述したように、この攻略法はメモが必要になるので、紙とペンを用意して以下の手順でメモしながらゲームを進めていって下さい。
モンテカルロ法の賭け方
モンテカルロ法のベット手順は以下の通りになります。
- メモに「1,2,3」と書く ※ 基準の数列
- 両端にある数字を足し合わせ、4ドルで最初のゲームをスタート(1 + 3 = 4ドル)
- 負けた場合、前回賭け金 4ドルを右端に追加する → 「1,2,3,4」
- 両端の数字を足し合わせ、5ドルで次のゲームをスタート(1 + 4 = 5ドル)
- 負けた場合は右端に前回賭け金 5ドルを追加し、6ドルでベット
- 負けた場合は右端に前回賭け金 6ドルを追加し、7ドルでベット
- 負けた場合は右端に前回賭け金 7ドルを追加し、8ドルでベット
- 勝った場合は両端の数字から 2ずつ消す「1,2,3,4,5,6,7」→「3,4,5」
- 再度両端の数字を足して 8ドルで次のベットをスタート
- 数字が全部なくなるか、もしくは 1個になれば手順 1の基準数列「1,2,3」に戻してゲームスタート
以上が 1サイクルとなります。
「負けたら右端にベット額を追加し両端を足してベット」、「勝ったら両端から 2つずつ数字を消し両端の数字を足してベット」というのがモンテカルロ法のベット規則となります。
モンテカルロ法のシュミレーション
モンテカルロ法のシュミレーションは以下の通りです。
回数 | 数列 | ベット額 | 勝敗 | 収支 |
---|---|---|---|---|
1 | 1,2,3 | 4 ドル | 負け | -4 ドル |
2 | 1,2,3,4 | 5 ドル | 負け | -9 ドル |
3 | 1,2,3,4,5 | 6 ドル | 負け | -15 ドル |
4 | 1,2,3,4,5,6 | 7 ドル | 負け | -22 ドル |
5 | 1,2,3,4,5,6,7 | 8 ドル | 勝ち | 2 ドル |
6 | 3,4,5 | 8 ドル | 負け | -6 ドル |
7 | 3,4,5,8 | 11 ドル | 負け | -17 ドル |
8 | 3,4,5,8,11 | 14 ドル | 負け | -31 ドル |
9 | 3,4,5,8,11,14 | 17 ドル | 勝ち | 20 ドル |
10 | 5,8 | 13 ドル | 勝ち | 59 ドル |
モンテカルロ法のメリット・デメリット
モンテカルロ法は、一言でいうと「コツコツ型」の攻略法です。
連敗が重なった場合でも他の攻略法ほどベット額が増えたりするリスクがなく、ベット手順のサイクル が終了した時点で利益を出すことができます。
ですが、デメリットもありますのでしっかり理解して使用するようにしましょう。
モンテカルロ法のメリット
以下がモンテカルロ法のメリットになります。
ここからそれぞれ解説していきます。
連敗してもベット額が高くなりすぎない
有名でよく使用されている攻略法で「マーチンゲール法」がありますが、ベットのルールとして「負けたらベット額を 2倍」していく必要があり、連敗が重なるとみるみる軍資金が減っていきます。
その結果、軍資金を溶かしてしまったり、メンタルがやられるリスクがあります。
一方、モンテカルロ法は連敗が重なったとしてもベット額が緩やかに増えていく程度なので安心して運用することができます。
軍資金がそこまでなかったとしても比較的に使用しやすい攻略法と言えます。
しっかり利益を出していける
仮に連敗が続いてしまった場合でもベット額が少しずつしか増えていかず、なおかつ 1回の勝利で得られる配当が高額になりやすいのが特徴です。
よって、ゲーム展開の状況が悪かったとしても安定して利益を残すことが可能です。
攻略のロジックを使用している感覚がある
モンテカルロ法は、ベットするごとにメモを取りながら使用する攻略法なので「攻略法を使用している」という感覚があります。
モンテカルロ法のベット手順のゴールは「数列にある数が全部なくなる or 1個になれば勝ち」というシンプルなベットシステムで、それまでに数列を足したり消したりしていくプロセスがゲーム感覚で楽しめます。
関連 ⇒モンテカルロ法のベット手順
オンラインカジノ向き
本場のランドカジノとは違い、オンラインカジノのテーブルゲームでは、ベットするまでゲームがスタートしないので、メモを取りながら自分のペースに合わせてベットをしていくことができます。
そのため ライブカジノ ではなく、自分のタイミングでゲームを開始できる テーブルゲーム を使用するのがおすすめです。
時間に追われて計算ミスをしてしまうといったリスクがありませんので、モンテカルロ法はオンラインカジノにもってこいの攻略法です。
モンテカルロ法のデメリット
以下がモンテカルロ法のデメリットになります。
ここからそれぞれ解説していきます。
メモを取る手間がかかる
モンテカルロ法は、ゲームの勝敗によって数列を足したり引いたりしてベット額を変えていくシステムです。
よっぽど記憶力に自信がある方以外は一戦一戦しっかりとメモを取りながら進めることをおすすめします。
大事なお金がかかっているのでより確実にゲームを進めていきましょう。
関連 ⇒モンテカルロ法のベット手順
長期戦になり時間を要する
モンテカルロ法は、一発逆転ができる攻略法ではなく、コツコツを利益を出していく攻略法です。
ゲーム展開によっては利益が出るまでに数十ゲームをプレイする必要がある場合がありますので、時間に余裕がない場合はおすすめできません。
また、実際にプレイしてみると地味な作業が続くため、性格によってはゲームに飽きてしまうといった可能性もあります。
爆勝ちできる攻略法ではない
モンテカルロ法は、低リスクで利益を出してしていくことを目的としたシステムベッテイングとなり、言い換えると「資金を守るための攻略法」なので少しづつしか利益が増えていきません。
よって、大きく稼いでいきたいプレイヤーにとっては効率が悪いと感じてしまうでしょう。
使えるゲームが少ない
モンテカルロ法が使えるカジノゲームは、「3倍配当」が前提となりますので、実質的にルーレットの「コラムベット」「ダズンベット」でしか利用することができません。
「2倍配当」のカジノゲームでも使用できないわけではありませんが、サイクルが終わった時点で利益が出ないケースもあるのでおすすめはしません。
関連 ⇒ルーレットの遊び方
モンテカルロ法を使ってオンラインカジノで稼ぐためのコツと注意点
これまでの説明でモンテカルロ法の特徴や、ベット手順をある程度理解できたかと思います。
あとは実際にプレイしてみるだけですが、モンテカルロ法を使用してオンラインカジノで稼ぐために抑えておくべきコツやポイント、損失を大きくしないための注意点がありますので最後にこちらをチェックしておきましょう。
3倍配当のゲームを選ぶ
モンテカルロ法が使えるカジノゲームは限られており、配当が 3倍になるルーレットのダズンベット・カラムベットでプレイして下さい。
2倍配当である「奇数/偶数」などでも使えないことはありませんが、「安定して稼ぐ」ことに重きを置くなら 3倍配当のカジノゲームで使うようにしましょう。
ライブカジノでは使わない
モンテカルロ法は、ゲーム毎にしっかりとメモを取りながらプレイしていくことが重要です。
そのため、ベットするまでの時間が決められている ライブカジノ には不向きです。
特にモンテカルロ法を使い始めの頃は少し難しく感じることもあると思うので、自分のペースでベットができる テーブルゲーム で使用することを徹底しましょう。
ベットのルールを遵守する
モンテカルロ法は、ルールに基づいた数列の通りに正確にベットを行うことが最も大事です。
慣れ始めると自己流でベット額を変えたりしてしまうと、例え 1セット全て終了しても配当がマイナスになってしまったりして損失を出してしまうことがあります。
数列は最大限注意を払って記録していき、ベットミスが無いようにしましょう。
損切りラインを設定しておく
モンテカルロ法は、3倍配当のカジノゲームであれば計算上 5回に 1回以上ベットが成功すれば利益が出せるので、成功率が高い攻略法です。
しかし、3倍配当での勝率は「32.4%」なので、10連敗してしまうことも珍しいことではありません。
仮にそうなった場合は、ベットサイクルのゴールである「数列にある数が全部なくなる or 1個になる」可能性が低くなりますので、損切りを考えることも必要です。
負けを受け入れるのはつらいことですが、モンテカルロ法であれば着実に増やしていける可能性高いので、軍資金を見ながら判断していきましょう。
ゲームの流れを把握してベットする
モンテカルロ法を成功させるためには、ゲームの流れにあわせてベットすることも重要です。
毎回ベットする必要はありませんので、流れが悪いと感じた時は損切りラインで設定した連敗数に達する前にベットを中断し様子を見るようにしてみましょう。
悪い流れのままプレイするのはマイナスでしかありませんので、気持ちを切り替えてからプレイし直してみるのも有効な戦略です。
モンテカルロ法まとめ
モンテカルロ法について詳しく解説してきました。
一言でいうと、モンテカルロ法は「コツコツと利益を積み重ねていく」という攻略法で、いかなる状況でも冷静に、時間や気持ちに余裕を持ってプレイできる人におすすめです。
3倍配当のカジノゲームでは 1サイクルで確実に利益を出すことができますが、勝ち負けが続くと 1サイクルが長期化しやすく、利益を出すのにかなり長い時間がかかることもあります。
そのため、一発で大きく稼ぐというマインドではなく、時間をかけて着実に稼いでいくことを目指しましょう。