この記事では、確定申告や税率などの税金についてわかりやすく解説しています。
カジノ・パチンコ・スロットなどの賭け事や株や為替 etc 相場に必ずついてまわる問題である「税金」。
今回は、オンラインカジノで得た利益に対して税金がかかるのかどうか、利益に対する税率や納税額の計算方法、そこで得た利益の確定申告まで詳しく紹介していきます。
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オンラインカジノは本当に税金がかかるの?
結論から言うと、オンラインカジノで得た利益はしっかりと申告納税をする必要があります。
もし、利益をきちんと税金として納めないと、脱税扱いで行政処置の対象となってしまう恐れがあります。
オンラインカジノで得た利益は一時所得に分類されてしまう
オンラインカジノに限らず、競馬や競艇など、ギャンブルで得た利益(一時所得)は所得税と住民税が課税されます。
そして日本の法律では一時所得に「累進課税制度」が適用され、稼げば稼ぐほど沢山の税金を収めなければなりません。
一時所得の金額 | 税率 |
---|---|
195万円以下 | 5% |
195万円~330万円 | 10% |
330万円~695万円 | 20% |
695万円~900万円 | 23% |
900万円~1800万円 | 33% |
1800万円~4000万円 | 40% |
4000万円~ | 45% |
年間 4000万円以上稼ぐプレイヤーには最大税率 55% が加算されるのでまぁまぁ厳しいルールですよね。
ちなみにピン太郎の愛するオーストラリアはランドカジノでもオンラインカジノでも利益に税金がかからないギャンブラーの聖地です。
税率はどんな感じなの?
オンラインカジノの利益は一時利益に分類されるため、残念ながら税金を支払わなければなりません。
ここでは、その税率や計算方法についてもっと詳しく説明していきます。
納税額計算方法
まず課税対象となる一時所得の性格な計算方法はコチラ
“総出金額-総入金額―特別控除額(50万円)” × 2分の1
(参考: 国税庁HP )
特別控除額 50万円というのは初心者プレイヤーに優しい制度で、年間の利益(一時所得)が 50万円以下であれば特に申告の必要ありません。
※ ただし年末調整し所得が確定したサラリーマン(給与所得者)の方などは年間の副業利益が 20万円以下は確定申告が不要
例)
総収入額 「100万円」- 掛け金「50万円」= 利益「50万円」
※ 利益が特別控除額「50万円」を超えていないので、所得税率 0% 所得税額「0円」
総収入額 「100万円」 ー 掛け金「10万円」= 利益「90万円」
※ 利益が特別控除額「50万円」を超えた「40万円」× 2分の 1=「20万円」なので所得税率 5% 所得税額「1万円」
ただし上述の年末調整を終えたサラリーマンの方は一時所得が特別控除額を超えて「20万円」だが
副業利益として 20万円以下なので納税の必要はなし
一時所得の収入を競馬を例に考えてみます。
その日の競馬で 1レースだけ馬券を購入して当たった場合は問題ないのですが、複数のレースで馬券を購入して 1レースだけ当たった場合を考えてみましょう。
「その収入を得るために支出した金額」ですから、「その収入を得るために直接要した金額に限る」と解釈します。そのため、予想が的中した馬券を購入した金額が、「その収入(払戻金)を得るために支出した金額」ということになります。
仮に馬券の購入額の総額が 20万円であっても、的中した馬券は 5万円分だった場合、「その収入を得るために支出した金額」は 5万円のみ。
外れた 15万円分の馬券は「収入を得るために支出した金額」とはなりません。
一時所得は他の所得と損益通算できない
損益通算とは、一定期間内の利益と損失を相殺することをいいます。
例えば株や為替の投資もしている場合、株取引で赤字が出てしまった場合には、黒字の所得からその赤字分を差し引くことができます。
損益通算できる所得は不動産所得、事業所得、譲渡所得、山林所得の 4つに限られています。
従って、一時所得で赤字が出ても一時所得の内部では損益通算はできますが、他の所得から赤字分を差し引くことはできません。
(参考: 国税庁HP )
公営ギャンブルとの税金面で決定的に違う部分
パチンコで勝利した時の利益を確定申告してるやつなんて見たこと無い!と思った方もいるでしょう。
実はそれ、ただの脱税です。
パチンコの場合は財布から出た掛け金を現金で回収するため「パチンコで得た利益の証拠」が外から見えづらいため分かりにくいのです。
それに対してオンラインカジノで得た利益は銀行振込や、仮想通貨取引所で受け取るため、その証拠がしっかりと残ってしまうのでこの点がパチンコなどと決定的に違う部分と言えるのではないでしょうか。
確定申告の方法を解説
確定申告とは
確定申告を簡単に説明すると、「利益」に対してかかる税金(所得税)を自分で計算して精算する手続きです。
私たちが生活していくためには、何かしらの仕事をして「利益」を出さなければなりません。
会社を経営する、アパートを経営する、株式の配当金で生活するなど、「利益」の出し方は様々ですがオンラインカジノで得た勝利金も立派な「利益」です。
このような「利益」のことを税法では「所得」と呼び、その種類に応じて以下の通り全部で 10種類に分類されます。
- 利子所得
- 配当所得
- 事業所得
- 不動産所得
- 給与所得
- 退職所得
- 譲渡所得
- 山林所得
- 一時所得
- 雑所得
1年間で得た 10種類の「所得」を集計し、税金を計算して自ら申告・納税する、これが確定申告です。
オンラインカジノ報酬の確定申告方法
一般的なサラリーマンの方の確定申告について一時所得が発生した年度分の確定申告書様式はA様式を使用します。
その場合に手順はこちらです。
- ①必要書類を揃える(カジノ収支・確定申告書類)
- ②一時所得の収入の合計額を記入(控除後)
- ③①の半分の金額を記入
- ④合算された所得から超過累進税率が課され所得税額が確定
(参考: 国税庁HP )
一時所得として利益が出ていても上述の「特別控除 50万円」の範囲内であれば課税対象とはなりません。
確定申告の際の注意点
仮に一時所得が 20万円以下でも、以下のケースに当てはまる場合は確定申告が必要になります。
- 年収 2,000万円以上
- 給与所得以外の所得があり合算して 20万円以上の場合
例)一時所得は5万円、雑所得が 30万円だった場合 - 給与を 2カ所以上から受け取っている人 など
まとめ
なかなか調べないけどもしっかりと把握する必要のある「税金」についての話。
楽しく遊んだ対価として納めるべき部分はしっかりと納め、稼いでいきたいものですね。
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